• メニュー
  • メニュー
端午の節句とは何のお祝い?由来や兜の意味、祝い金について! 1

端午の節句とは何のお祝い?由来や兜の意味、祝い金について!

そろそろ男の子の初節句がやってきます♪鯉のぼりが見られるようになると、なんだかほっこりしますよね♡5月5日と言えば端午の節句というのは分かるのですが、そもそも端午の節句というのは何をお祝いするものなのでしょうか?

おめでたいことなのだけれど、初節句、何をあげようか、お祝い金はいくらあげようか悩みませんか?また、兜を飾る意味って何なのでしょうか?

今回は知っているようで知らない、端午の節句についてご紹介します^^




端午の節句って何のお祝い?由来は?

女の子の桃の節句が、女の子の健やかな成長と幸せを願うお祝い事のように、端午の節句にも何か意味があるはずですよね。

では、端午の節句をお祝いする由来とはなんなのでしょうか?

5月5日のこどもの日は、ゴールデンウィークの真っただ中!今となってはなじみ深く、広く浸透してるこどもの日ですが、実は1984年に制定されたもので、それまでは「端午の節句」という呼び方の方が一般的だったんですよ♪意外とまだ比較的新しい祝日なんですね^^

そもそも「端午の節句」は、季節が移り変わっていく節目をお祝いする、日本の伝統的な日にちである「五節句」の内の一つなんです。

五節句とは、

  • 1月7日:七草の節句
  • 3月3日:桃の節句
  • 5月5日:端午の節句
  • 7月7日:笹の節句
  • 9月9日:重陽の節句

のことです。

重陽の節句はなかなか耳なじみがありませんね。

今では広く一般化している端午の節句ですが、実は、端午の節句は中国から伝わってきたものなんです。

 

昔から中国では5月の時期になると病気や災いが多かったことから、5月に対して良い印象を持っていませんでした。5月の5日に至っては、嫌な数字が並ぶとして厄日と思われていたんですね。

そのため、厄払いのために菖蒲やヨモギを飾ったり、菖蒲酒を飲んだりしていました。その風習が広まり、大切な宮中行事として「端午の節句」となったんですね。

 

それが、奈良時代になると日本にも中国の風習が伝わってきます。

日本では、5月になると田植えが開始されますよね。その時期になると、豊作祈願をする「早乙女」と言われる若い女性が「五月忌み」と呼ばれる穢れを払う儀式がありました。

魔除けや邪気払いの効力があると伝えられていた「菖蒲」を使い、厄払いをして浄化していたと言われてます。

 

そして、この儀式が、中国から流れてきた「端午の節句」と結びついて日本でも浸透するようになりました。

 

ちなみに、端午の節句の「端」という漢字には、「月の端(つきのはし)」を表して、始まりという意味が込められているそうです。

端午とは「月の始めの午(うま)の日のこと」を指しているため、もともとは5月に行わなくてはならないという決まりはなかったんですね^^

ですが、端午の「午」が数字の「五」に通じ、さらに五が重なる5月5日を端午の節句と呼ぶようになったそうですよ☆

 

なるほど、5月5日の理由は語呂合わせだったんですね(笑)

 

もともと端午の節句とは「厄を払う日」のことなんです^^

そして、厄除けに使われていた「菖蒲」がたくましく武道を重んじる「尚武」と同じ読みであることから、男児の健やかな成長を祈願する行事として日本にも幅広く普及したんですね♡

端午の節句は、男の子の誕生と成長をお祝いする行事ということが分かりましたね!



どうして兜を飾るの?意味は?

端午の節句とは何のお祝い?由来や兜の意味、祝い金について! 2

上記で、端午の節句という風習は奈良時代に中国から日本にやってきたとお話しましたが、将軍や武将が活躍していた江戸時代に広く普及したと言います。

江戸時代と言えば、群雄割拠、たくましい男たちが自分の力を誇示する武家社会。

自身の身体や命を守るための大切な道具である兜や鎧は、「安全」や「自身を守る」という象徴そのものです

そこで、男児が産まれると、その子の健やかな成長と安全を祈願して、鎧兜を飾るようになった、というわけですね☆

その風習が現代まで受け継がれて、子どもの日には兜を飾るようになったんです!

お祝い金の相場って?

そして、何かと皆さんを悩ますのがお祝い金について、ではないでしょうか?

年に一回のことですから、お祝い金のこともしっかり調べようとこのページを開いてくださったのですよね!ありがとうございます^^

基本的には、雛祭りの雛人形や、端午の節句の五月人形などは、母方の祖父母から送るのが一般的ですね。

正式には…なので、誰が飾り物を買うかはあまり深く気にする必要もないでしょう^^

贈り物は母方の祖父母なのは分かりましたが、ではお祝い金は…?
お祝い金も、基本的には親族皆が送るものとして考えていただいて大丈夫です!

細かく言うと、父方の祖父母や兄弟、親戚、母方の兄弟などがお祝い金を贈るのがベターな方々ですね。

ちなみに、相場としては、父方の祖父母が3万~30万。
親戚が5千円~1万。これにプラスしておもちゃなどの贈り物を贈るのが一般的です。
兄弟が親戚と同じく5千円~1万。そしておもちゃなど。

血縁関係のない友人や同僚の方などは、何か品物を贈ったり5千円程度のお祝い金でOKです★

母方の祖父母は、飾り物の軍資金としてお祝い金を出すため、10万~30万と、相場がかなり高くなっています。

飾り物は一つ一つ丁寧に作られていますから、かなり高額なものが多いですもんね…。母方の祖父母にだけ払わせるのは忍びない…。という事情もふまえて、昨今ではご両家で話し合って分担を決める方法をとる場合が多いそうですよ♪

お祝い金にプラスして何かおもちゃなどの贈り物をするのが最近の主流なので、何か喜ばれるものを考えおくと良いですね♡

とにもかくにも、お祝い金にもこの額じゃなきゃだめ!という決まりはないため、一番大切なのは気持ちということです。

初節句、おめでとうございます^^

いかがでしたか?
大切なお祝い事についてしっかり勉強し、学ぶためにこのページを選び、ご覧いただきありがとうございました。初節句が素敵な一日となりますよう、お祈りしております。




参考になったらシェアお願いします!