赤ちゃんはとても敏感な肌なので、季節に問わずしっかりと保湿してあげたいです。ニベアの青缶は、お値段が手ごろで、保湿力の高いクリームですが、赤ちゃんに使って良いのでしょうか?使う時の注意点、何か月頃から使えるのかまとめました。
小さいころから保湿をすることで、その子の肌体質を作るともいわれていますよ。
赤ちゃんにニベアの青缶を使えるのはいつから?
実は、多くの家庭で赤ちゃんにニベアの青缶が使われています。
ニベアは100年以上続くロングセラーの製品。お母さんが子供の頃に良くニベアを使っているほど、赤ちゃんにもニベアを使っている傾向があるようですね。
販売元も、ニベアの青缶を赤ちゃんに使うことは出来るとしています。赤ちゃんの肌の発達には個人差があるので、使い始めるのは6カ月ころを目安に、とのこと。
生後6カ月というと、肌の乾燥などが目立ち始める時期ですよね。このころから、赤ちゃんの肌の保湿ケアにニベアの青缶が使えるようです。
ニベア青缶の気になる成分は?
さて、ニベアの青缶の成分を見てみましょう。
成分の欄は、配合量が多い順に書かれています。成分欄のはじめの方に書いてある、「ワセリン」や「ミネラルオイル」は石油由来の鉱物油です。
これらは安全性が高いとされていますが、赤ちゃんの皮膚には刺激になる可能性もあります。同じく皮膚への刺激が心配される成分が「合成香料」。
これらの成分は、アトピーのような敏感肌には特に刺激が大きいとされています。赤ちゃんの皮膚に何らかの事情がある場合は、ニベアを使うことに慎重になった方がいいかもしれません。他の保湿クリームで、肌に湿疹や赤みが出た事のある赤ちゃんの場合も、気を付けてあげましょう。
ニベアだけでなく全ての保湿クリームに言えることですが、赤ちゃんの体質的に合う・合わないがあります。赤ちゃんに初めてニベアを使ってあげる時は、まずは比較的刺激に強い手足の皮膚に少量塗り、問題がないことを確認して下さいね。
保湿・乾燥に…ニベアの青缶が使えるとき
赤ちゃんの皮膚の薄さは大人の2分の1程度とも言われ、大変敏感で乾燥しやすくなっています。そんな赤ちゃんの保湿ケアにニベアの青缶を使う場合、肌が乾燥しやすいお風呂上りに使うと効果的です。
タオルドライをした後、乾燥が気になる部位にニベアを塗ってあげましょう。赤ちゃん用のローションを塗った後にニベアを塗ると、より保湿効果が高まりますよ。その他にも、手や顔を洗った後や、外出の時の保湿などにおすすめです。
この点は理解しておいてほしいのですが、ニベアはあくまでも保湿を行うクリームで、赤ちゃんの乾燥肌を治すものではありません。肌の乾燥が激しい場合は、皮膚科を受診して根本的なケアをしてあげてください。
皮膚科では治療のために、ヒルドイドソフト軟膏やヒルドイドローション、ステロイド薬などが処方されることが多いです。ちなみに「ヒルロイド」と検索されることが多いですが、正しくは「ヒルドイド」ですよ!
こんな時はNG!赤ちゃんにニベアを使わないで
ニベアの青缶を、赤ちゃんに使ってはいけないタイミングも覚えておきましょう。
肌に傷や腫れもの、肌荒れがある場合、乳児湿疹、新生児ニキビ、アトピーなどが認められる場合です。これはニベアだけでなく、保湿クリーム全般に共通して言えることです。
赤ちゃんの肌が弱い、肌トラブルを起こしやすいのではないかと感じたら、皮膚科の受診をお勧めします。赤ちゃんの肌の状況に合った保湿クリームを処方してもらえますよ。
処方された塗り薬などとニベアの併用は、かかりつけ医に相談してからにしましょう。
まとめ
ニベアの青缶は、生後6か月ごろから、乾燥しがちな赤ちゃんの肌の保湿ケアに使うことができます。ただし、ニベアはもともと赤ちゃん用の商品ではありません。
赤ちゃんの肌には刺激となる可能性や、体質的に合う・合わないがあることを理解して、上手に使ってあげてくださいね。これはヒルドイド含めどのクリームでも言えることですね。
赤ちゃん向けで良く売れているのが、洗い上がりから超高しっとりのベルタのベビーソープになります。
こちらはお風呂上りに特に何も塗らないで良いように、高保湿でしっとりと洗ってくれるベビーソープになります。洗っているのに保湿をしているように乾燥しらずのボディソープです。
特別なボディソープを使うことで、お風呂上りも大事ですが洗う段階からカサカサにならないように気を付けるともっと良いですよね。