赤ちゃんは日中もよく眠るもの。では、日中寝かせる場所って夜に寝かせる場所と同じでいいんじゃないの?という声が聞こえてきそうです。
実は、赤ちゃんを日中寝かせる場所は夜寝る場所とは別に作った方がいいですよ!…それはなぜ?どこに作ったらいいの?そんな疑問にお答えします。
赤ちゃんを日中寝かせる場所をつくるのはなぜ?
赤ちゃんは、生後2カ月ですでに昼夜の区別ができるようになっています。
たとえ日中寝ている時間が長いとしても、夜とは別の場所に移動させてあげることで、昼と夜の区別が身に付くことになります。
その後成長するにつれ、スムーズに規則正しい生活を送れるようになりますよ。また、日中は赤ちゃんの居場所がお母さんと離れていると、お世話が大変、という理由もあります。
日中、お母さんは家事をするので、キッチンやリビングにいることが多いですよね。月齢が低いほど、赤ちゃんは短い時間で寝たり起きたりを繰り返しますし、動き回るようになればそれはそれで目が離せません。
ですから、赤ちゃんは常に目の届くところにいてくれた方がお母さんが安心なのです。
では、お母さんが日中過ごす場所と寝室が離れていない場合は?それなら、あえて日中赤ちゃんが過ごす場所を作らなくてもよいかもしれませんね。
その場合は、カーテンを開けて昼間の光を入れるなど、昼夜の区別をつける工夫をしてあげましょう。
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日中寝かせる場所はこう作る!
赤ちゃんを日中寝かせる場所の作り方はいろいろありますが、赤ちゃんの性格や成長の仕方によって合う・合わないあります。
そのため、赤ちゃんが生まれてからその子に合わせて寝かせる場所を作っていく人が多いようです。大がかりなものだと、生まれる前に買っておいたけど結局ほとんど使わなかった…となってしまうのはもったいないですよね。
レンタルできるものも多いですから、赤ちゃんを日中寝かせる場所は、産前には作らないでおきましょう。
バウンサーはどうなの?
寝返りを打たずに、横になっているだけの低月齢のうちならバウンサーがお勧めです。適度に包み込まれるような形状で、ゆすってあげることもできます。
床からの距離があるので、ほこりやハウスダストの影響も少なくできるでしょう。デメリットは、赤ちゃんによっては使える期間が短いこと。2カ月で寝返りが打てるようになり、ほとんど使えなかった!という声も。。。
敷布団、座布団、子供布団など
日中寝かせるための布団をリビングに別で用意するのはいかがでしょう。
大人用の敷布団をリビングに敷くのは場所も取ってしまいますので、子供布団を用意したり、小さな赤ちゃんなら座布団にバスタオルを敷くだけでも十分です。
お昼寝をしている赤ちゃんの隣に自分が寝転ぶこともできますよ。小さいうちなら、布団ごと持ち上げたり、床を滑らせて、起こさないまま移動させることもできます。
デメリットは、湿気がこもりやすいこと。赤ちゃんは特に汗をかきやすいので、お昼寝布団はこまめに干しましょう。また、高さがないので、ほこりやハウスダストの影響も心配です。赤ちゃんの位置が低いので、抱き上げたり、おむつ替えの姿勢がキツイ…という声もありました。
ベビーベッドは便利なアイテム!
ベビーベッドは柵がついているので、上のきょうだいやペットがいる場合は赤ちゃんが安全かもしれませんね。柵があれば、転落の心配もありません。
キャスターがついていれば、寝室からそのままリビングへ移動するだけ!という使い方もできますよ。
私はベビーベッドを使っていました。柵の上げ下げができるタイプのものだったので、おむつ替えなどが楽でしたよ。大きいサイズだったので、寝返りをするようになってもしばらく使えました。
赤ちゃんがつかまり立ちをするようになると、柵につかまって立ち上がり、乗り越えて外側に落ちる危険があるので、ベビーベッドの使用はお勧めできません。成長が早い子の場合、数ヶ月で荷物置き場になったり、片づけてしまうということもあるようです。
今あるソファなどを活用することも
すでにリビングにソファなどがある場合、そのまま赤ちゃんを寝かせる場所にすることができます。
スタオルやシーツを敷けば、吐き戻しなどで汚れる心配もありません。ただ柵がないので、寝かせている間は目を離さないようにしてくださいね。
まとめ
赤ちゃんの生活に昼夜の区別をつけてあげるため、夜の寝室とは別に、日中寝かせる場所を作りましょう。
お母さんの目の届く場所に、バウンサーや布団、ベビーベッドなどで場所を作ることができます。レンタルや、すでにある敷布団、座布団、ソファなども上手に活用して、赤ちゃんが安心して過ごせる場所を作ってあげましょう。