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ジュニアシートは助手席可能?違反や危険など気を付けるべきことは? 1

ジュニアシートは助手席可能?違反や危険など気を付けるべきことは?

ドライブやショッピングなど、車で子供とお出かけするのは楽しいものですよね。

子供が、チャイルドシートより簡便なジュニアシートを使えるようになると、車でのお出かけも増えるかもしれません。

そんな時、運転席から一番近い助手席に子供を乗せたいと思ったこと、ありませんか?




ジュニアシートって何?いつ頃から使えるの?

ジュニアシートとは、お尻の下に敷いて座高を上げ、車のシートベルトを子供でも使用できるようにするものです。

チャイルドシートは本体を車のシートベルトで固定し、ハーネスで子供をホールドしますが、ジュニアシートは車のシートベルトを直接使用することになります。

子供の身長が100㎝、体重が15㎏を超えると、チャイルドシートが窮屈になってきます。

しかし車のシートベルトは、身長140㎝以上を対象に作られているので、それに満たない子供がそのまま使うと骨や内臓を痛めてしまう可能性がありますし、何よりも事故時に効果を発揮しません。

そこで使われるのがジュニアシートです。チャイルドシートよりも簡便で、子供が自分でシートベルトを装着することもできるので、お出かけがぐっと気軽になります。

さてこのジュニアシート、助手席に取り付けることは可能なのでしょうか?

ちょっと待って!法律違反ではないけれど…

 

ジュニアシートを含む幼児用補助装置は、子供が6歳になるまで道路交通法で使用が義務付けれています。

しかし、道路交通法にはジュニアシート等の設置場所についての規定はありません。ですから、助手席にジュニアシートを設置することは法律違反にはならないのです。これは、ベビーシート、チャイルドシートについても同じです。

しかし、助手席にこれらの補助椅子を設置し、子供を座らせて運転するのはお勧めできません。万一の時に、子供の命にかかわる危険な点がいくつもあるからです。

エアバッグ、子供にとっては危険なことも

現在、ほとんどの車の助手席には、前面にエアバッグが装着されています。

エアバッグは事故時の衝撃を軽減するものですがこれは標準的な大人の体格を想定して作られています。

だから子供の体格では、エアバッグが開いた衝撃に耐えられない可能性があります。

また、ジュニアシートを設置することで、顔が本来の位置より前に出ることになります。すると、エアバッグが開いたときに顔に押し付けられ、窒息の危険もあるのです。



子供に気を取られ、注意力が散漫に

助手席に子供を座らせると、運転しながらでも様子がわかりやすいですが、そのために気を取られてしまうという面があります。

お出かけにはしゃいだり、眠い、退屈だとぐずったり…。運転に興味を持ち、手を伸ばしてくることだってあるかもしれません。

何とかしてあげたいという気持ちが、運転への集中を邪魔してしまいます。運転中は、一瞬の不注意で事故を起こしてしまうもの。気が散る要因はできるだけ減らしたいですよね。

そもそも助手席は、事故時に危険な席

大人、子供にかかわらず、助手席は事故時の死亡率が高い席であることをご存知でしょうか?

その理由はまず、車が走る際の左側、つまり助手席側には障害物が多いということが挙げられます。自動車事故では、コントロールを失って左側に突っ込むケースが多いのです。

また、助手席は衝突時、座っていた人がガラスを突き破って車の外に放り出されやすい席でもあります。後部座席であれば、前の席が壁になるのでそのようなことは少ないですが、助手席は前に壁となるものがないからです。

さらに右折時に、対向車が突っ込んできた場合に一番危険なのも助手席です。そもそも事故時に死亡率が高い席に子供を座らせること自体、最も避けたいことですよね。

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まとめ

助手席へのジュニアシート設置は避けた方がいい理由をご理解いただけたでしょうか。

座席が足りないなど、どうしても助手席に子供を乗せなければならないときは、万一の時のエアバッグの衝撃が少しでも減らせるよう、席を一番後ろに下げるようにしてくださいね。

せっかくの子供とのお出かけ、なによりも安全第一で楽しみましょう!

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