40代・50代になると、こんな悩みを抱える人が増えてきます。
- 夫がなんだか冷たい
- 妻が不機嫌なことが多くなった
- 会話が少ない、目も合わせない
- 一緒にいてもどこか“心が離れている”気がする
この「なんとなくの距離感」。実は、ホルモンの変化=オキシトシン不足が関係しているかもしれません。
この記事では、【夫婦関係のすれ違いを修復するカギ】として注目されている「オキシトシン」というホルモンにスポットを当て、
- 更年期との関係
- オキシトシン不足による心の影響
- 自然に分泌を増やす方法
などを、科学的知見も交えながら解説していきます。
オキシトシンとは?愛情・信頼・共感のホルモン
オキシトシンは、脳の視床下部から分泌されるホルモンで、別名**「愛情ホルモン」「絆ホルモン」**とも呼ばれています。
オキシトシンの主な働きは以下の通り:
- 信頼関係を強める
- ストレスを緩和する
- 共感力や安心感を高める
- 人とのつながりを大切にする感情を育てる
もともと出産や授乳時に多く分泌されることで知られていましたが、近年は**男女問わず分泌される「対人関係の調整ホルモン」**として注目されています。
なぜ更年期に夫婦関係がギクシャクするのか?
◾ 男性も女性も、ホルモンバランスが乱れる時期
更年期といえば「女性ホルモン(エストロゲン)の減少」がよく知られていますが、男性にも同じように「テストステロン(男性ホルモン)の低下」が起こります。
- 男性はテストステロンが減少すると、意欲・性欲・集中力が低下し、家族への興味や関心が薄れやすくなる。
- 女性はエストロゲン低下により、情緒不安定・孤独感・被害意識が強くなる傾向。
◾ すれ違いの背景にある「オキシトシンの低下」
加齢やストレスにより、オキシトシンの分泌も減少します。
その結果…
- 愛情を感じにくくなる
- 人の気持ちを想像できなくなる
- ちょっとした言葉に傷つきやすくなる
- 相手に冷たくなってしまう
つまり、夫婦間の思いやりや共感が薄れ、「なんか最近冷たい」と感じるようになるのです。
オキシトシンが夫婦関係に与える良い影響とは?
✅ 1. 共感力が高まる → ケンカが減る
オキシトシンが高まると、相手の立場や気持ちに立って考えられるようになります。
「そうだったのか」と歩み寄れることで、余計な衝突が防げます。
✅ 2. 安心感が高まる → 一緒にいるのが心地よくなる
「この人といると落ち着く」
「不安が和らぐ」
これはオキシトシンによって神経がリラックス状態になるおかげです。
✅ 3. スキンシップが自然に → 愛情が戻ってくる
手をつなぐ、ハグする、笑顔で目を合わせるなど、
オキシトシンが増えると“親密な行動”が自然に増えていきます。
すると、お互いの愛情が再確認され、信頼が深まるのです。
オキシトシンを増やす10の方法|今日からできる習慣
| 方法 | 解説 |
|---|---|
| ① ハグ・手をつなぐ | スキンシップで即オキシトシン分泌が促進されます。 |
| ② ありがとう・ごめんねを言う | 感謝や謝罪の言葉はオキシトシンを分泌させる強力なきっかけ。 |
| ③ ペットと過ごす | 犬や猫とのふれあいでも、強力にオキシトシンが分泌されます。 |
| ④ 一緒に笑う | 笑うことは脳内ホルモンにとって最高の刺激。 |
| ⑤ 一緒に料理・食事をする | 食卓の共有はコミュニケーションと信頼構築の源です。 |
| ⑥ マッサージや足湯 | 触れ合いのあるリラクゼーションはオキシトシンの宝庫。 |
| ⑦ 映画や音楽で感動を共有 | 共感体験がオキシトシンを一気に増やします。 |
| ⑧ 瞑想・深呼吸 | 自律神経を整えることでオキシトシンも間接的に増加。 |
| ⑨ サプライズや小さなプレゼント | 相手を想う行動がホルモンを活性化します。 |
| ⑩ お互いの「ありがとうノート」をつける | ポジティブな言葉の記録は、絆の再構築に効果的。 |
「オキシトシンの枯渇」が離婚リスクを高める?
現代では、「性格の不一致」「価値観の違い」というあいまいな理由で離婚する夫婦が増えています。
しかしその背景には、
- 長年のストレスの蓄積
- 愛情ホルモン(オキシトシン)の慢性的な不足
があることも。
離婚のきっかけは「大事件」ではなく、「小さな積み重ね」です。
オキシトシンを意識して増やすことで、「小さなほころび」を修復しやすくなります。
終わりに|夫婦関係を取り戻すカギは、ホルモンから
愛情や信頼は、気持ちだけではなく、体の中で作られるホルモンの影響を大きく受けています。
「夫婦関係を修復したいけど、どうしたらいいのかわからない」
そんなときは、まずオキシトシンを意識して増やす習慣から始めてみてください。
- 一緒に過ごす時間を大切にする
- スキンシップを少しだけ増やす
- ありがとうを言う習慣をつける
たったそれだけで、数か月後には「なんか最近、いい感じかも」と思える日がやってくるかもしれません。





コメントをする