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新生児の唇の吸いだこの原因は手の指しゃぶり?予防方法や対策は? 1

新生児の唇の吸いだこの原因は手の指しゃぶり?予防方法や対策は?

新生児期の赤ちゃんの唇に何か白く膨らんだものが…!?それは「吸いだこ」と呼ばれるものです。

特に心配するものではありませんが、気になってしまいますよね。吸いだこの原因は何なのでしょうか。予防方法や対策はあるのでしょうか?

気になる手の指しゃぶりとの関係も解説します。

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新生児の唇が白く…!「吸いだこ」って?

吸いだことは、新生児によく見られる、上唇の真ん中が膨れて皮がめくれる状態のことです。

上唇の真ん中あたりがぷくっと膨れ、授乳後に母乳やミルクにぬれて白くなり、水膨れのように見えます。唇の皮が厚くなり、白いかさぶたのようになって皮がむけることもあります。

吸いだこが一番できやすいのは、唇の皮膚がとても薄く弱い新生児期。この間は、治ってはできて、の繰り返しになることもあります。

生後2、3カ月となると唇の皮が丈夫になり、吸いだこは自然に皮がはがれてきれいに無くなります。そして、いつの間にかできなくなります。

原因は?手の指しゃぶりは関係ある?

吸いだこができる原因は、授乳時に赤ちゃんの唇が内側に巻き込まれてしまうことです。

このために唇が摩擦を受け、たこができてしまうのです。新生児期は、まだ授乳に慣れていません。赤ちゃんは乳首を上手にくわえることができず、唇が内側に巻き込まれてしまいやすいのです。このころは授乳回数も多いので、さらに吸いだこができやすくなってしまいます。

2、3カ月にもなると授乳経験をしっかり積んで、上手に乳首をくわえられるので、吸いだこができなくなるんですね。

授乳と同じく、指しゃぶりでも同じように吸いだこができてしまうことがあります。

時々、新生児期から指しゃぶりをしている赤ちゃんがいます。これは吸てつ反射と呼ばれ、口に触れたものに無意識に吸い付く行動です。

ですから新生児の指しゃぶりは、時期が来れば自然と無くなるもの。吸いだこが気になるからといって、無理にやめさせる必要はありません。

 

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吸いだこの予防方法は

吸いだこは、できてしまってもあまり気にする必要はないものです。でも、なるべくできないようにしてあげたい…という方は、次の方法を試してみて下さい。

吸いだこの原因は、授乳時に赤ちゃんの唇が内側に巻き込まれてしまうことなので、予防には、授乳の時に、赤ちゃんの上唇を外側に出して、上向きにさせてあげましょう。そのためには、赤ちゃんが乳首をくわえる前に、少し唇を濡らしてあげるといいですよ。

母乳やミルクを、少しだけ赤ちゃんの唇に垂らしてあげましょう。唇が滑りやすくなり、唇がしっかり外に出るようになります。それでも唇が内側に入り込んでしまうようなら、外側に引っ張り出してあげましょう。

吸いだこができた時の対策は

吸いだこができてしまったら、気を付けてあげたいことがいくつかあります。

吸いだこの部分はふやけて皮がはがれることがありますが、この時は自然に取れるのを待ちましょう。ひらひらしていたり、ほとんど取れかかっていても、絶対に引っ張らないでください。無理にはがしてしまうと、柔らかい新生児の唇は簡単に傷ついてしまいます。

口の周りは常に清潔に保つようにし、授乳の時は唇が内側に巻き込まれないよう気を付けてあげてください。大人が使うリップクリームなどは塗らないようにしましょう。新生児には向かない成分が含まれていることがあります。

まとめ

吸いだこの原因は、授乳や手の指しゃぶりの時に、唇が内側に巻き込んでしまうことです。

授乳に慣れ、皮膚が丈夫になる2~3か月ごろには自然に治り、できなくなります。予防には授乳の時に唇が巻き込まないようにしてあげ、吸いだこができてしまっても、自然に皮がむけて治るのを待ちましょう。




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