九十九里浜(くじゅうくりはま)は千葉県にある全長66㎞に及ぶ広大な海岸で初日の出におすすめのスポットです。
実は九十九里浜は、日本で2番目に早く初日の出が拝める場所なんです。人気の初日の出スポットですが、まるで穴場のように混雑は少なく、ゆったりと初日の出を拝むことができます。
この記事は、2021年までの情報をもとに作成しました。お出かけの際は、必ず最新の情報をチェックしてくださいね。
九十九里浜は初日の出におすすめ?
九十九里浜とは、千葉県房総半島東側にある、刑部岬と太東崎の間の海岸。
9市町村にまたがり、多くの漁港・海水浴場があります。
高山や離島を除き、日本で一番早く初日の出が拝める場所は同じく千葉県銚子市の犬吠埼(いぬぼうさき)ですが、九十九里はこれに次いで2番目に早い初日の出を見られるスポットです。
人気の初日の出スポットですが、混雑はそれほどでもありません。それは九十九里浜が広大だから!全長はなんと66㎞に及ぶので、特定の場所に人が集中するということはありません。
また、初日の出を拝むのに特別な施設や建物があるわけではなく、ただひたすら砂浜と海が広がっているだけ。海の方を向けばどこにいても視界を遮るものは何もないので、それぞれ思い思いの場所で初日の出を楽しむことができるのです。
というわけで、九十九里浜は人気の初日の出スポットで多くの人が集まりますが、同時に穴場でもあるのです。海岸に沿って車で走り、自分に一番の初日の出スポットを見つけるのもいいかも?
九十九里浜で初日の出を見るポイント
初日の出の時間について
九十九里浜の初日の出時刻は毎年6時40分台です。時刻は事前に調べておきましょう。
実は九十九里浜は、日の出前の光景も感動的です。水平線が次第に明るくなる様子を眺めたり、海岸によっては5時台から無料配布サービスやイベントがありますので、早めに行っても楽しめますよ。
気持ちに余裕をもって初日の出を迎えるためにも、6時30分くらいまでには着けるように出発しましょう。
渋滞・駐車場情報
元旦、九十九里浜の周辺道路は、早めに行けば激しく混雑・渋滞するということはあまりありません。
ただし日の出時刻間近になるとどうなるかはわかりませんので、時間に余裕をもって出発することをお勧めします。
また、東京方面から来る場合、犬吠埼へ向かう車もありますので、アクアラインが渋滞してしまう可能性はあります。
九十九里浜は夏の海水浴スポットとしても人気。そのため、海水浴客向けの大きな駐車場が用意されています。海水浴場なら、駐車場に困ることはないでしょう。
特に大きな駐車場があるのは、
- 片貝中央海岸(1500台)、
- 本須賀海岸(成東海岸)(2500台)
- 白里海岸(1200台)
- 一宮海岸(1000台)
です。
初日の出の服装
初日の出の服装は、防寒対策をばっちりしてくださいね。千葉県、と聞くとあまり極寒のイメージではないかもしれませんが、真冬の海を侮るなかれ。
しかも初日の出を拝むには、体を動かすでもなく日の出をじっと待つことになります。少し風が吹いていたりしたら、どんどん体温は奪われてしまいます。スキー並みの防寒でもいいくらいですよ。また、温かい飲み物を保温ポットに入れて持参するのもいいでしょう。
初日の出こんな楽しみ方も!!
九十九里浜では、初日の出だけではないお楽しみもありますよ!
無料配布サービス
屋形海岸、木戸浜海岸、片貝中央海岸、本須賀海岸(成東海岸)、大網白里海岸などで、紅白餅や甘酒などの無料配布があります。
時間は日の出前、5時ころから。ただし天候によっては中止、当日変更の可能性もあります。
http://99kankou.com/(九十九里町観光協会)
キャンプ
アウトドア派の皆さんには、キャンプで初日の出もおすすめ。
九十九里シーサイドオートキャンプ場は、キャンプ場から防風林を抜けるとすぐに太平洋が広がります。年末年始の営業は通常と異なる場合がありますので、事前に問い合わせてお出かけくださいね。
住所:千葉県匝瑳市野手17146-935
問い合わせ先:0479-67-3899
https://www.kujukuri.co.jp/
おわりに
九十九里浜は初日の出、ご来光を拝むのに非常におすすめです。広大な海岸だから混雑を避けやすい場所です。新年の始まりを初日の出とともに厳かな気持ちで迎えましょう。防寒対策をしっかりし、時間に余裕をもってお出かけくださいね。
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