太陽サンサン。お天気が良いのは嬉しいですが、おでかけするときには、気になりますよね~。
日・焼・け!
シミも心配ですし、何より顔が赤くなってしまうのがイヤ(T_T)という方も多いのでは。日焼けで顔が赤い時、ニベアが効果的、という話を聞いたことありますか?
ニベアなら簡単に手に入るから、もし本当ならケアが楽になりそう♪というわけで、調べてみました。
どうして日焼けするの?
日焼けの原因が紫外線(UV)というのは、よく知られていますよね。
実は、その紫外線にも
- 長波長の紫外線A波
- 中波長の紫外線B波
- 短波長の紫外線C波の3種類あるのです。
- このうち、短波長の紫外線C波はオゾン層によって吸収されてしまいますが、紫外線A波と紫外線B波はオゾン層を突き抜けて地表に到達しちゃいます。
紫外線A波を浴びる→皮膚の内部でメラニン色素が生成→皮膚黒くなる=色素沈着
紫外線B波を浴びる→皮膚は赤くなる(やけどの)状態→皮膚の炎症反応=日焼け。
日焼けは、この紫外線A波と紫外線B波の仕業なんですね(>_<)
顔が赤くなるのは、紫外線B波から皮膚を守るための人間の反応なのです。ちなみに紫外線をUVとも言いますが、このUVというのは英語の「Ultra Violet」の略。
Ultra:超
Violet:(すみれ色≒紫色)
ということで、UVとは超紫!手ごわそうです…。
日焼けにニベアは効果的?
皮膚の「やけど」ともいえる日焼け。
日焼けの後、顔が赤い時はニベアでケアするというウワサを聞きました。
ニベア、そう、あの丸くて青い缶のニベアです。子供の頃、お風呂上りにお世話になった方や、今もスキンケアとして愛用している方も多いのでは。
ニベアの成分は、
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水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料(※1)
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ということで、お肌の保湿を促す商品ですね。
一方、日焼け後のお肌は、先述の通り、やけどのような状態。やけどのケア、といえば、まず冷やすことでしょう。
ニベアの成分の中には、この「冷やす」ことを目的としたものは入っていません。どうやら、日焼け後の赤くなった顔にニベアでケアするというのは、正しくないようですね、ニベアを使用するなら、赤みやほてりがじゅうぶんおさまった後、お肌の保湿に使用するほうが効果的のようです。
実際、ニベアの商品説明にも
「傷、はれもの、湿疹等異常のあるところには使わない。」
とあります。
日焼け後は、お肌に異常がある状態なので、顔が赤くなっているときにニベアを使用するのはNGということになります。
パックを使うならなにがおすすめ?!
では、日焼け後の赤い顔を効果的にケアするには、どうしたら良いのでしょうか。
顔全体をまんべんなく冷やす、という意味ではパックを使用するのも一つの方法です。
パックを使うなら、
・冷やす
・メラニンの生成をおさえる
・保湿する
これらの成分の入ったものがオススメ。
ビタミンC配合や、美容成分のたっぷり入った商品もたくさんありますので、日焼けの状態や、お肌に合わせて選ぶようにしましょう。
ちなみに、私が愛用しているのはコチラ↓↓↓
コーセーコスメポート KOSE COSMEPORT
CLEAR TURN(クリアターン) ホワイトマスク ビタミンC 5回分
5回分なので、ちょっとお高いかな~、という気はしますが。日焼け後に特化して使うなら、ちょうど良い量だと思います。
最近は飲む日焼け止めが大人気です。この夏はサプリで内部から、そして外部のクリームでケアしてみましょう。
[link]もう、太陽なんて怖くない!!紫外線対策サプリ【Dr’sホワイトセラミド】[/link]
まとめ
気象庁のまとめでは、紫外線は「1990年代はじめの観測開始以降、いずれも統計的に有意な増加傾向」と発表しています。
とはいうものの「日焼けをしたくないから、外出しない!」なんてことはできませんよね。
外にでるときは、日焼け止めクリームや帽子などで、紫外線を防ぐようにしましょう。それでももし、日焼けして顔が赤くなってしまったら、まず冷やすこと。
その後、お肌に合わせてじゅうぶんなケアしてあげることが大切です。若いからまだ大丈夫、なんて思っていませんか。
10年後、20年後、そしてその先の自分のためにも、日焼けの予防、そして正しいケアをしてくださいね。
お読みいただき、ありがとうございました。