女の子の成長を祝い、願う大切なイベント雛祭りも終わり、次は男の子の成長を祝う端午の節句がやってきます。3月3日の雛祭りにはお雛様を飾るように、5月5日の端午の節句にも、鎧兜や鯉のぼりを飾るのが恒例ですよね♪
子どもの日が近づいてくると、空を見上げれば鯉のぼりが飾ってあるご家庭が増えてきますね。なんだか温かい気持ちになり、自然と笑顔になれる鯉のぼりですが、その鯉のぼりっていつからいつまで飾るのかご存知ですか?また、飾る期間は関西と関東で違うって知ってましたか?
今回は、見慣れてはいるけど実は知らないことが多い、鯉のぼりについてご紹介したいと思います♡
鯉のぼりは飾る期間はいつからいつまで?
[speech_bubble type=”pink” subtype=”R1″ icon=”speech-bubble-woman.jpg” name=”ママ” ] 鯉のぼりの飾る期間って決まりはあるのかしら?[/speech_bubble]
雛人形だと、地域にもよりますが早くにお雛様を出して早くしまった方が婚期が早まったり良いご縁に恵まれる、なんて言い伝えがありますね。
雛人形を片付けるのが遅くなると、行き遅れるなんて言われているんです…恐ろしい!
同じように鯉のぼりにも言い伝えがあるのか…と思いきや、実は鯉のぼりには雛人形のような俗説はないんです。
いつ飾っても、いつしまっても良いとされていて、けっこう自由なんです♡
ですが、多くは春分の日を境に鯉のぼりを飾り始めるご家庭が多いようです☆
暖かくなってきたころ、4月の中旬や下旬ごろから約1か月程度というのが一般的です。
ただし、お雛様と同じように大安の日を選んで飾るご家庭も多いため、早めに近しい大安の日を確認しておくと良いかもしれません。
鯉のぼりを片付けるのも、正式に決まりはありませんが、5月5日を過ぎてしまうと効果はないとされているので、5月5日以降早めにしまっても大丈夫です。
縁起ものなので、カレンダーをチェックし、大安や友引の晴れの日に片づけるようにすると良いですよ^^
片付けるのがカラッとお天気の良い日というのはお雛様と同じですね。
雨の日が続いた後の晴れの日や、湿気が多い日はカビが生えたりしやすくなるそうなので、何日間かお天気が続く日に片付けるのをおすすめしますよ!
また、これも地域によって変わりますが、鯉のぼりは本来男の子の健やかな成長と出世祈願を意味しているものなので、「先手必勝」という意味も込めて他のご家庭よりも早めに飾るところもあるんですよ♪
ですが、飾るのが遅くなったからと言って出世できないわけではないので、気にしすぎないようにしましょう(笑)
飾る期間が関西と関東で違うって本当?
鯉のぼりを飾る期間はこれ!という正式な決まりはないことをお伝えしましたが、実は関西と関東では風習が異なるんです。
関西での鯉のぼりを飾る期間は、旧暦の雛祭りである4月3日から、6月5日の約2か月間。
関東では3月終わりの春分の日から5月5日までが一般的!
関西は旧暦に基づいて節句やお祝い事をする地域も多く、雛祭りを4月3日にお祝いしたりする場所も多々あるんです♪
関西や関東によってもそうですが、地域によって様々な言い伝えや風習、ならわしがある鯉のぼり。
一度ご自分の地域の鯉のぼりについて調べてみても面白いですね♡
魔除けや家内安全の効果もあるとされている鯉のぼり。鯉は激しい水流の川をのぼることもできれば、どんな水の中でも生きていけるという生命力の強い魚です。
今年も鯉のぼりの季節がやってきました。
屋根の上を気持ちよさそうに泳ぐ鯉を見つつ、ゆっくりと空を眺めてみても良いかもしれませんね。