六義園の「しだれ桜」をご存知ですか?
薄紅の花枝が滝のように流れる眺めが人気の、桜の名所です。お花見の定番・ソメイヨシノとは違った美しさを堪能できますよ。
しだれ桜の開花情報や見頃、六義園へのアクセス方法をご紹介します。2019年のライトアップ日程も、もう決まっていますのでご予定を是非立ててくださいね。
六義園のしだれ桜はこんな歴史が!
六義園は、第5代将軍徳川綱吉の信任が厚かった側用人・川越藩主柳澤吉保が、7年の歳月をかけて造り上げた回遊式築山泉水庭園。
和歌の世界を庭園で表現しようというコンセプトの基に設計され、万葉集や古今和歌集に詠まれた紀州(現在の和歌山県)の景勝地「和歌の浦」や、中国の故事に因んだ景観が映し出されています。
江戸時代に造られた大名庭園の中でも代表的なもので、開園当初から、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていました。
そんな歴史ある六義園の中でも、人気のあるしだれ桜。高さ約15m、幅約20m、開花すると滝のように流れる薄紅の花枝が美しく、桜の名所となっています。
実は、六義園のしだれ桜の樹齢はまだ70年ほど。戦後に植えられたものなんです。
六義園のしだれ桜 開花情報・見頃は?!
六義園のしだれ桜は、開花は例年3月20日前後、満開は3月終わりころ。その年の天気によりますが、4月3日~6日ころに花吹雪、葉桜になっていきます。
2019年は現在こんな状況です。早めに行ったほうがいいですね!
また、六義園では桜の季節になると、Twitterで開花情報をツイートしているようです。しだれ桜以外にも、リアルタイムで六義園の情報をゲットできますよ。
六義園へのアクセス方法・入場料について
六義園の住所は以下になります。
文京区本駒込6-16-3
六義園へのアクセス方法は、JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」駅で下車すると、正門まで徒歩7分、染井門まで徒歩2分の距離でアクセスがとても良い場所になります。
都営地下鉄三田線「千石」駅で下車すると、正門まで徒歩10分です。
六義園には、駐輪場のみで駐車場はありません。車でのお出かけを考えている場合は、周辺の有料駐車場を利用してくださいね。
入場料は、一般300円、65歳以上150円。小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料です。
お問い合わせはこちらです ⇒ 03-3941-2222(六義園サービスセンター)
ホームページはこちら ⇒ 東京都公園協会HP
六義園のライトアップの日程や時間は?
六義園では、毎年桜の時期に合わせてライトアップが行われます。
2019年のライトアップ、日程など基本情報はこちらになります。
ライトアップ期間:平成31年3月21日(木・祝)~4月3日(水)
時間:日没~21時(最終入園は20時30分)
さて、しだれ桜のライトアップ観賞にお出かけする際の注意点です。
ライトアップ期間中は、開園時間が21時まで延長されます。ただし最終入園は20時30分なので、その前に入場券を買っておかないといけません。
この入場券購入が、長蛇の列になることが。しかも、ライトアップに合わせて入園する人が多いため、夕刻から入場規制がかかります。
平日でも20分程度、週末になると60分程度の待ち時間が生じる可能性も…。到着が遅くなると、入場券の購入に時間がかかってしまい、入場できない!という事態になりかねません。
ライトアップ期間中は、染井門がオープンします。ここは駅から近いためか、入場券購入の行列が長くなりがちです。
しだれ桜は正門を入ってすぐのところにありますので、しだれ桜目当てなら、正門からの入場がおすすめ。または、昼間に入場券を買っておいたり、1200円の年間パスポートを買っておくと、スムーズに入場できますよ。
まとめ
六義園のしだれ桜は、毎年ソメイヨシノよりちょっと早く開花・見頃を迎えます。
六義園は、最寄駅から徒歩2~10分と、電車でのお出かけが便利。開花状況をチェックして、今年はしだれ桜を見に行きませんか?