妊娠中インフルエンザ予防接種はいつがいい?受けないほうがいいの?

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インフルエンザの予防接種の時期になってきましたね。妊娠中はインフルエンザの予防接種はどうしたらいいでしょう。

受けない方がいい?受けるとしたらいつがいい?

妊娠中のインフルエンザの予防接種、受けない方がいいのか、受けるとしたらいつ受けるのか、ちょっと調べてみましょう。

インフルエンザの予防接種ってどんなの?

毎年冬になるとインフルエンザが流行しますよね。

幼稚園や学校でも学級閉鎖という言葉がよく聞かれます。インフルエンザは突然の高熱と強い全身症状が特徴の感染症です。

通常インフルエンザを発症する人の多くは15歳以下の子どもです。

乳幼児や幼児がかかると、肺炎や脳症などの合併症の恐れもあり、入院のリスクが高くなります。

また、インフルエンザによる死亡者の多くは65歳以上の高齢者です。
高齢者がインフルエンザに感染すると肺炎などの合併症が起きやすくなります。

そんな恐いインフルエンザの流行を抑えるのがインフルエンザワクチンの接種です。

予防接種を受けておく事で、発病や入院や死亡のリスクを下げる事が出来ます。感染した際の症状を軽くする事も知られています。

しかし、65歳以下の健康な人は、任意接種であるため、料金がかかるということで予防接種を受けないという人もいます。

料金はかかりますが、重症化しやすい小さな子どもは接種した方が安心ですよね。

妊娠中の予防接種はしたほうが良い?

予防接種の必要性は?

妊娠中の予防接種はどうしたらいいでしょう?

実は妊娠中でもインフルエンザの予防接種を受ける事が出来ます。むしろ、受けた方が良さそうです。

通常、インフルエンザに感染してしまった場合、タミフルやリレンザといったインフルエンザの薬を使用しますが、妊娠中はよほどの事が無い限り、こういった薬を使用する事が出来ません。

結果的に治るまで時間がかかってしまい、つらい思いをしてしまいます。万が一、重症化する可能性もあります。

予防接種の安全性は?

では、インフルエンザワクチンを接種しても赤ちゃんに影響は無いの?…と心配になりますよね。

インフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」で、死んだウィルスを使って作られています。死んだウィルスですから、毒性は消えています。

ですから、妊娠中の予防接種でも母体にも胎児にも影響は「極めて低い」とされています。ですから、妊婦さんが希望すれば、接種する事が出来ます。

「生ワクチン」であるはしかや風疹、おたふく風邪、水疱瘡の予防接種は妊娠中接種する事はできません。

生ワクチンは、生きたワクチンの毒性を弱くしたもので、妊娠中にお母さんが感染するとお腹の赤ちゃんに影響が出る可能性があるからです。

インフルエンザのワクチンには、防腐剤として有機水銀を使用しているものがあります。この有機水銀は母体にも胎児にも問題はないとされていますが、心配な場合はクリニックに相談してみましょう。有機水銀を含まないタイプもある場合があります。

また、インフルエンザワクチンは鶏卵を使用して作られています。近年は高度な技術で作られていて、鶏卵由来の成分は残っていないようですが、ごく微量な成分は残る可能性があります。

卵アレルギーの方のインフルエンザの予防接種もクリニックに相談してみましょう。

インフルエンザワクチンの副作用

インフルエンザの予防接種を受けた事による副作用はいくつかありますが、妊娠中特有の副作用は、現在報告されていません。

一般的なインフルエンザの予防接種の副作用は、

○接種したところが赤くなる
○腫れる
○痛む
○発熱
○頭痛
○寒気
○倦怠感

これは、通常2~3日でなくなります。

ごく稀に
アナフェラキシーショック症状(発疹、じんましん、赤み、かゆみ、呼吸困難など)が現れる事があります。

こういった症状は接種後30分以内に現れる事が多いので、現れた場合は接種したクリニックに連絡しましょう。

他にも重い副作用は報告されています。ただ、予防接種が原因だとは明らかになってはいません。

○ギラン・バレー症候群
○急性脳症
○急性散在性脊髄炎
○けいれん
○肝機能障害
○ぜんそく発作
○血小板減少性紫斑病

予防接種の時期

インフルエンザの予防接種は、妊娠何週くらいから受けられるのでしょう。

実は、いつでもOKなんです。

妊娠初期は「流産が恐いな」と思ってしまったり、妊娠後期は「張るから」と思ってしまうかもしれませんが、いつ接種しても大丈夫なんです。

実はお母さんがインフルエンザワクチンを接種しておくと、お腹の赤ちゃんにも影響を与えて、生まれて来た赤ちゃんのインフルエンザの感染率はとても低いんだそうです。

インフルエンザ予防接種によって、お母さんが獲得した免疫も赤ちゃんに移行すると考えられ、お母さん同様赤ちゃんも出生児に既に感染防御に十分な免疫を獲得していると考えられています。

[speech_bubble type=”pink” subtype=”R1″ icon=”speech-bubble-woman.jpg” name=”ママ” ] 母体のインフル予防以外にもメリットがあるっていうことは知らなかったわ!![/speech_bubble]

生後6ヶ月未満の赤ちゃんへのインフルエンザの予防接種は認められていないので、妊娠中の予防接種で、お母さんと赤ちゃんが守られているという図式になります。

インフルエンザの予防接種の後、効果が出るまでに約2~4週間かかります。インフルエンザの流行は通年11月末頃から始まりますから、10月~11月頃に予防接種を行っておくと安心ですね。

あまり遅くなりますと、風邪やインフルエンザの患者のいるクリニックへ行かなければいけないというリスクもありますので、早めに接種しておく事をオススメします。

インフルエンザの予防が基本!!

インフルエンザの予防接種をしたからといって、完璧というわけではありません。感染してしまう可能性もあるのです。

特に妊娠中はホルモンの影響で免疫力が落ちてしまっています。妊娠中は特に気をつけて生活しましょう。

人ごみや不必要な外出を避ける

人ごみには何かしらのウィルスが飛散している場合があります。

特にインフルエンザの流行している頃は不必要な外出を控えましょう。

また、どうしても人ごみに行く時には菌やウィルスを貰わないようにマスクを着用しましょう。

こまめな手洗い&うがい

インフルエンザは、咳やくしゃみに混じって飛散したウィルスを吸い込む飛沫感染と、ウィルスが物に付着しそれを触った手で目や口や鼻を触ってしまう事による接触感染があります。

接触感染を防ぐために、手は石鹸をつけてよく洗い、よくすすぎましょう。その後は清潔なタオルなどでしっかり拭きましょう。

水がない環境ではアルコール消毒液やジェルも便利ですね。

外出後はうがいも行いましょう。水でうがいするだけで、ウィルスによる風邪の発症率が40%も下がるそうです。

室内の湿度

乾燥していると目や口、鼻などの粘膜の防御機能は低下してしまいます。加湿器などで、室内の湿度を50~60%に保つといいです。

拭き掃除も忘れずに!

ウィルスは、物に付着して8~12時間の間、感染力を保つ事が出来ます。

恐いですね。ですから、よく触る場所(ドアノブ、イスの背もたれ、手すり、テーブル、リモコンなど)は、こまめに拭いておきましょう。

よく眠る&よく食べる

妊娠中はお腹の赤ちゃんの影響もあり、睡眠不足になりがちです。

ウィルスへの抵抗力をつけるためにも、疲労を溜めないようにしましょう。少しでも横になれる時間は体を休めましょう。

まとめ

インフルエンザが心配な場合は、流行しそうな時期の前に妊婦検診などでクリニックに確認してみるといいですね。

インフルエンザが流行する時期は、どうしても外出が増えてしまう頃ですし、他の人と全く接触せずに生活するのは不可能なので、アレルギーなどの心配が無い場合は、妊娠中だけでも予防接種しておくと安心ですよね。


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