家庭訪問で先生が来た時にペットボトルのお茶って出して大丈夫なんでしょうか。
自分の分やお茶の出し方、タイミングも正式にはどうしたらいいんでしょう。
今回は、家庭訪問でのお茶はペットボトルのお茶でも平気か、自分の分はどうするのか、お茶を出すタイミングについて調べてみましょう。
家庭訪問でのお茶について
「家庭訪問でのお茶などの接待は不要でお願いいたします」子どもの家庭訪問のプリントに書いてあった言葉です。
確かに、たくさんの家庭を回り、全ての家庭で出されたお茶を飲んだら、お腹たぷたぷになってしまうし、トイレに行きたくなってしまいますよね。
最近では、お茶を出しても手を出されない先生がほとんどです。
また、お茶を出す用意で保護者が先生と対面する時間を減ってしまったら、他に回る家庭にも迷惑をかけてしまいますよね。
やはり、来て頂いたからには形式的だけでもお茶をお出ししたい時にはペットボトルのお茶が便利です。
ペットボトルのお茶は、コップや湯のみに入れ替えて出しましょう。
ペットボトルのままお出しする事(ラッパ飲み?)やペットボトルと空のグラスを並べて置くこと、帰りにペットボトルを持たせることは止めましょう。
ペットボトルのままお出ししたり、空のグラスと並べて置く事は『自分で注いでね』という感じで気遣いが足りない気がしますね。
帰りに先生にペットボトルをお渡しする事は、先生方は書類などたくさん荷物を持たれている事もあり、断りきれずに各家庭でペットボトルを持たされてしまっては、とても荷物になってしまいます。
ですから、台所でペットボトルのお茶をコップか湯のみに注ぎ、お茶の入ったコップか湯のみを先生の目の前に出しましょう。
お茶を出すタイミング
最近では玄関で10分程度で家庭訪問が終わってしまう場合もあるようです。
また、予定よりも遅れてしまったり、予定よりも早くいらっしゃったりすることもありますよね。
先生が来てから、丁寧にお茶に時間をかけてしまっては、貴重な時間がなくなってしまいます。待たせる事がないように、事前に準備をしておきましょう。
おもてなしの観点からすると、暑い日には冷たいお茶を、寒い日には温かいお茶を…と思いますが、ペットボトルだと冷たいお茶がほとんどですね。
もちろん、冷たいお茶で大丈夫ですよ。
先生も時間に追われながら、各家庭を回っているので体感気温が高くなっているはずです。
コーヒーや紅茶を用意される方もいるようですが、好みの問題もあるので、緑茶や麦茶が妥当ですね。おしぼりやお茶菓子があると、見た目が華やかになりますね。もちろん、無くても構いません。
準備するもの
あらかじめ、お盆の上に茶托にのせたコップか湯のみ、おしぼりを台所で先生と自分の2人分セットしておきます。
先生が来たら、お茶を注いですぐに出せるようにしましょう。
自分の分も?
自分の分はどうするのか、気になりますね。
先生の分だけ、また同席する子どもの分は、迷いますよね。
家庭訪問というシーンなので、口を付けられない場合もありますが、マナーとしてこちら側もお茶を用意しないと訪問者側も飲めないという常識があります。
どうしても飲まなければならない…というわけではなく、「とりあえず」で構いません。ちなみに、子どもの分は無くても大丈夫です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
家庭訪問は保護者と先生が子どものお話をすることが大事ですから、お茶のことは先生は特に気にしていません。失礼のないように気楽にさっとお出し出来ればいいですね。
ほとんど口は付けられないので「一応出す」というスタンスでお茶を出しましょう。
もちろん、ペットボトルのお茶で大丈夫です。案外、さっと出すことが出来るペットボトルは家庭訪問には最適なのかもしれませんね。