「常陸風土記の丘」をご存知ですか?茨城県の人気お花見スポットですが、こちらの桜は、ソメイヨシノだけではありません!
3種類の桜が順々に開花するため、約1カ月と長くお花見を楽しむことができますよ。
中でもおすすめはしだれ桜。例年の開花状況や、見頃はいつなのでしょうか?
常陸風土記の丘について
常陸風土記の丘…読み方は、「ひたちふどきのおか」です。
ここはまず、日本一大きい獅子頭(ししがしら)があることで有名。獅子頭とは名の通り、大きな獅子の頭。
関東三大祭の一つ「石岡のおまつり」に巡行する獅子頭をスケールアップしたものです。この獅子頭は展望台になっており、口の中に入ることができます。
展望台から見る園内の風景はとても綺麗。近くにちびっこ広場があり、小さな子どもがのびのびと遊べるアスレチックが置いてあります。
このほか、常陸風土記の丘では遺跡の展示なども。歴史、伝承、体験学習、スポーツなどを楽しむことができる施設となっているのです。
常陸風土記の丘について、お問い合わせはこちら。
- 電話:0299-23-3888
- FAX :0299-23-7173
- http://business2.plala.or.jp/fudoki/
常陸風土記の丘のしだれ桜、開花状況や見頃は!?
常陸風土記の丘は、桜の名所でもあります。
人気度は茨城県内で3位。広大な園内には約500本の桜があり、ゆっくり歩いてお花見ができる散策路が整備されています。レジャーシートを敷いてくつろぐ場所もたくさん!
常陸風土記の丘は、3月下旬~4月下旬まで、長くお花見を楽しむことができるのが特徴。それは、園内の桜が1種類だけではないからです。
お花見の定番、ソメイヨシノは約50本ほどと、それほど多くはありません。常陸風土記の丘の見どころは、150本を越すシダレザクラと約300本のボタンザクラ。
それぞれの桜の見頃は、ソメイヨシノが3月下旬から4月上旬、シダレザクラが4月中旬から下旬、ボタンザクラは4月下旬から。
そのため、常陸風土記の丘ではソメイヨシノ→シダレザクラ→ボタンザクラと、約1ヶ月にわたり桜のリレーを見ることができるのです。
中でも、しだれ桜のトンネルは見事です。
散策路の途中に咲き誇るベニシダレは、濃いピンク色が美しく特に人気があります。池の周りはまるで「桜のトンネル」に。
橋の下を通る個所は、左右のしだれ桜上から重なり、真上から桜が降るようです。
常陸風土記の丘は、このしだれ桜が見頃を迎える4月中旬頃に訪れるのがおすすめですよ。
常陸風土記の丘桜まつりも開催!
常陸風土記の丘では、桜の開花状況に合わせて毎年「桜まつり」が行われます。
2019年は3月26日(火)~4月22日(月)の開催になります。祭りの期間中、日没後から夜の9時までライトアップも行われます。幻想的な夜桜を楽しめますよ。
祭りでは、抹茶・お菓子のサービスや、桜の花びらを使ったしおりの作成コーナーなどのイベントも。その他地元の方々による農産物・お菓子・おこわなどの販売も行われるようです。
また、常陸風土記の丘の桜まつりでは、お花見用の折り畳みテーブルやレジャーマットなどの貸し出しをしてくれます。お花見の荷物を、少なくできるのが嬉しいですよね。
まとめ
常陸風土記の丘でのお花見は、しだれ桜が見頃を迎える4月中旬がおすすめです。
しだれ桜は、ソメイヨシノよりも開花がやや遅いのが特徴。
常陸風土記の丘には、さらに開花の遅いボタンザクラも植えられています。…「お花見をしそびれた!」という方もあきらめないで。しだれ桜の開花状況をチェックして、常陸風土記の丘にお出かけください。