赤ちゃんの歯が生えるのは成長のあかしとしてうれしいものですよね。
いつ生えてくるんだろう、と心待ちにしているお母さんもいることでしょう。赤ちゃんの歯が生え始める前には、いくつかの兆候が見られることがあります。
そこで、その兆候と対処法、血が出る場合のケアなどをまとめました。
赤ちゃんの歯はこう生えてくるんです!
赤ちゃんの歯が生え始めるのは生後3か月から9ヶ月くらいですが、個人差がかなりあります。
生まれた時から生えている赤ちゃんもいれば、1歳を過ぎてから生え始めるなど様々。下の前歯から奥歯へと順番に生えていき、全部で20本生えそろうのは平均2歳6か月です。
この時期も個人差が大きいですが、大体3歳半ごろまでには生えそろうでしょう。
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赤ちゃんの歯 生え始めの兆候
赤ちゃんの歯が生え始めるとき、いくつかの兆候が見られることがあります。
赤ちゃんの様子を見ていて、ちょっと今までと違うな…と感じたら、歯が生え始めるサインかもしれません。
では、歯が生え始めるころ赤ちゃんに見られる兆候はどんなものがあるのでしょうか。
よだれが多くなる
生後10週から3、4か月ごろに見られます。
口から垂れたよだれがついたままにしておくと、肌荒れや赤み、発疹になることも。よだれはこまめにふき取り、肌を清潔に保ってあげましょう。
余分なよだれがのどの方に流れ、咳込むこともあります。口をすぼめて唾をぶーっと飛ばす赤ちゃんもいるようです。
なんでも噛んでしまう
歯茎の下から歯が生えてくる圧力がかかることで、赤ちゃんは不快感を感じます。
その不快感から、おもちゃや自分の指など目に入るものをなんでも噛んでしまうようになることがあります。むずがゆさから、手を口の中に入れてかくこともあります。
泣く、怒りっぽくなる
泣いてしまったり、不機嫌になる赤ちゃんもいます。歯が生えてくる痛みでぐずることを「歯ぐずり」といいます。不快感からあまりご飯を食べなくなり、空腹でさらにイライラすることも。
耳を引っ張る、頬をこする
歯肉と耳、頬は神経回路を共有しています。そのため、歯が生えてくるときの歯茎の痛みが耳や頬も刺激することがあります。
赤ちゃんがその刺激を感じ、耳を引っ張ったり、頬をこすることがあります。
夜に起きてしまう、夜泣き
歯が生えてくる痛みや不快感で、夜に落ち着かなくなったり、起きてしまうことがあります。
赤ちゃんによっては夜泣きがひどくなることもあります。
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赤ちゃんの歯の生え始めのぐずぐず対処法は?!
歯が生えてくる兆候だから仕方ないとはいえ、あまりに歯ぐずりがひどいとお母さんが大変ですし、赤ちゃんもかわいそうですよね。そんなときの対処法がこちら。
歯固めを与える
歯の生え始めのむずがゆさに有効なのが、「歯固め」です。
噛むことで、歯の生え始めの不快感を和らげるように作られたものです。ゴム製のものが多く、赤ちゃんが口に入れるため、洗浄しやすい形に工夫されています。
簡易で安いものではこちらが有名ですね^^バナナでとっても可愛いです♪使い捨てのつもりで買っても良いと思います。
冷やしてあげる
冷やすことで、痛みが緩和されることがあります。
可能な月齢なら、冷やしたヨーグルトやフルーツなど、冷たい食べ物を与えるといいでしょう。冷やしたガーゼで歯茎を拭いてあげたり、歯固めを冷やして与えてあげるのもいいですね。
歯茎のマッサージ
歯茎を歯ブラシで軽くブラッシングしてあげると、むずがゆさが緩和されます。
こちらの商品はとっても可愛いです^^
使う歯ブラシは毛の部分が柔らかいものを選びましょう。ゴム製のものだと、歯固めにもなるのでお勧めです。歯茎を傷つけてしまいますので、力を入れてこすらないように!
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血が出る場合の対処法
時々、歯が生えてくる際に出血が見られることがあります。これは、少しだけ出てきた歯の部分に歯垢がたまり、一時的な歯肉炎になったために起こるものです。
もっと歯が生えて来れば自然に治まりますが、歯垢をきれいにしておかないともっとひどい歯肉炎になってしまう可能性があります。
歯肉炎のケアとして、歯磨きで歯垢を落としてあげましょう。赤ちゃん専用の歯ブラシを使うか、ガーゼを濡らして歯を拭いてあげます。絶対に、力を入れてごしごし磨かないようにしてください。
歯茎が傷ついてしまうと、歯肉炎が悪化することがあるからです。どうしても赤ちゃんが嫌がって歯磨きができなければ、湯冷ましなどを飲ませて口の中の汚れを流すようにしてあげてください。
赤ちゃんの歯茎からの出血は、ヘルペス性歯肉炎という病気であることもあります。この病気は、抗ウイルス薬の服用によって改善しますので、とにかく医師の診断が大切です。
赤ちゃんがあまりに痛がり、食欲が著しく減退するようなら病院を受診しましょう。
まとめ
こんなにいろいろ起こるの!?と不安になったお母さんもいるかもしれませんが、すべてがすべての赤ちゃんに見られる兆候ではありません。
もし歯の生え始めの兆候として赤ちゃんが不機嫌になったり、夜泣きが激しくなったとしても、一時的なものです。
歯固めなどを活用して、上手に乗り切りましょう!